こんにちは、コモチです。
服を着ていて、ふと気になる「脇のニオイ」──。
どんなにきれいに洗っても、脇まわりだけ妙に臭うというお悩み、ありませんか?
その原因は、汗そのものよりも“菌と皮脂”の反応。
そこで今回は、**消臭・制汗・抗菌の三拍子がそろった“ミョウバン水スプレー”**を、
やさしく、しっかり作って使う方法をお届けします。
目次
“脇だけ臭う”原因と悩み
汗のニオイには2種類あります。
区分 | 原因 | 特徴 |
---|---|---|
エクリン汗腺 | 全身の汗 | ほぼ無臭・さらさら |
アポクリン汗腺 | 脇・デリケートゾーン | 皮脂+たんぱく質を含む/ニオイの原因菌と反応しやすい |
このアポクリン由来の汗+菌の反応が、
「脇の服だけが臭い」現象の主因です。
また、汗をかいたあとの衣類に菌が残り、何度洗っても“再発臭”することも。
ミョウバンとは?制汗・抗菌の働き
ミョウバン(焼きミョウバン)は、古くから使われてきた天然の抗菌・消臭成分。
- アルミニウムが汗腺の働きをやさしく抑える
- pHを弱酸性に整え、菌の繁殖を防ぐ
- ニオイのもと(アンモニアなど)を中和・抑制する
スプレーにして使えば、肌にも服にもやさしい消臭ケアが可能になります。
自作ミョウバン水の作り方(レシピ)
✿ 必要なもの
- 焼きミョウバン:15g(スーパー/薬局で購入可)
- 水:500ml(精製水 or 水道水)
- スプレーボトル(遮光タイプ推奨)
✿ 作り方(原液をまず作ります)
- ペットボトルや密閉容器に水500mlを入れる
- 焼きミョウバン15gを加える
- よく振って混ぜる(すぐには溶けません)
- 冷蔵庫で1〜2日放置(完全に透明になるまで)
→ これで**「ミョウバン水原液」**が完成です。
✿ 使用時の薄め方(スプレー用)
原液1:水2〜4の割合で薄めて使います。
肌に使う場合は、必ずパッチテストを行ってからにしましょう。
スプレー活用法|服に・肌に・外出時に
使用場所 | 方法 | おすすめタイミング |
---|---|---|
脇・足・首まわり(肌) | 朝にスプレー/入浴後/運動前 | ニオイの出やすい部分に事前ケア |
脇部分の衣類 | 洗濯前 or 乾いた服にスプレー | 「また臭う」防止に/外出前 |
靴・帽子・タオル | 使用後に軽く噴霧 | こもり臭の防止に効果的 |
→ 無香料・無着色なので、仕事着・制服・通勤着にも安心して使えます。
保存期間と注意点(酸化・ボトル選び)
- 冷蔵保存で約1ヶ月以内に使い切るのが目安です
- 容器は遮光性のあるスプレーボトルがおすすめ(100均OK)
- 金属製パーツがある容器はNG(アルミと反応する可能性あり)
- 肌に違和感を感じたら使用中止を
\ コモチのひとこと /

コモチ(Komochi)
つくったら、冷蔵庫に名前を書いて保存するのもおすすめです🍃
飲用じゃないのでご注意を。
おすすめ素材とセット品紹介市販の焼きミョウバンは無香料・粉末タイプで食品添加物OKなものが便利です。
🧂おすすめ:
- 焼きミョウバン 500g〜(コスパ良好)
- 遮光スプレーボトル(50ml・100ml)
- 精製水(ドラッグストアでOK)
まとめ|“仕込み消臭”で夏を快適に
汗のニオイ対策は、「臭ってから」より**「出る前から」**が効きます。
ミョウバン水スプレーなら、
- 手作りできてコスパ◎
- 肌にも服にも安心
- 服の再発臭も予防可能
コモチは「汗をかくって悪くないこと」だと思ってます。
だからこそ、そのあとにそっと整えてあげるやさしさが、
夏をもっと快適にしてくれるんだと思うんです🧺