こんにちは。案内人のコモチです。今日は少しだけ、食べものの話をさせてくださいね。
物価が上がって、どこを節約しようか迷う日が続きます。
お弁当も安く済ませたいし、なるべくおトクな商品を探すのが習慣になっていたり。
でも、そんななかで私がそっとお伝えしたいのは、
「節約しない方がいい食べ物」が、たしかにあるということです。
それは、ちょっとだけ高いけど、
心や体にとって「安心」や「支え」になってくれるもの。
たとえば、落ち込んでる朝にそっと背中を押してくれるような、そんな味です。
目次
なぜ“節約しすぎると心が荒れる”のか?
節約そのものが悪いわけじゃないんです。
むしろ、無駄を見直すのはとても素敵なことだと思います。
でも、ときどき「削らなくていいところ」まで削ってしまうと、
心がカサカサしてしまうことがある。
食べ物は、ただの栄養じゃありません。
一口で安心したり、ほっとしたり、自分に優しくなれたりもします。
だからこそ、「心を守ってくれる食べもの」だけは、
ほんの少しだけでも、守ってあげてほしいなと思うのです。

コモチ(Komochi)
“食費は心の防寒具”──それが、わたしの持論です。
コモチのおすすめ|節約しないでほしい食べものたち
🥚 卵(できればちょっといいやつ)
- 集中力や記憶を支えてくれる、脳の味方。
- 迷った朝、たまご焼きひとつで気持ちが整うこともあります。
- 「たまごは、毎日の“再起動ボタン”みたいなものですよ」
🐟 青魚(サバ・イワシなど)
- DHAが心の揺れや考えすぎをやさしく包んでくれる。
- 「言葉にできない気持ちを、魚がそっと受け止めてくれる日があります」
🍚 ごはん(冷凍でも、信頼できるものを)
- お腹だけでなく、心の“土台”を作ってくれる存在。
- 「“おかわり”って、実はすごく大事な感覚なんです」
🧂 だし・味噌(発酵系の調味料)
- 腸内環境と感情を支える、見えないパートナー。
- 「お味噌汁を飲んでほっとした経験、きっと誰にもあるはずです」
🫖 あたたかい飲み物(できれば一杯分のご褒美)
- 緊張や疲れの糸をほどいてくれる、心の休憩所。
- 「飲みものは、お腹じゃなくて気持ちを満たしてくれるものだと思うんです」
🍊 フルーツ(ときどき自分にむけて)
- ビタミンだけでなく、「甘さ」や「香り」も感情の栄養になります。
- 「“うれしい味”って、ちゃんと覚えているんです。からだも、心も」
“削らない”という選択は、わたしを守ること
高級なものでなくていい。
でも、「自分の心がよろこぶ食べ方」は、どうか忘れないでいてください。
「これを我慢すれば安くなるな」と思ったとき、
自分にそっと聞いてみてください。

コモチ(Komochi)
「これを削って、わたしはちゃんと笑えてる?」
そうやって選んだひと口は、きっと、あなたをちゃんと支えてくれます。
節度と豊かさは、両立できる
節約と節度は、似ているけれど、ちょっとだけ違います。
節度とは、「大切なものを、大切にすること」。
心がほっとする食べ物を、ひとつだけでも“節度の旗”として残しておく。
それが、日々の豊かさにつながるんじゃないかな、と私は思います。
誰かのぶんまで買わなくていい。
でも、自分のぶんだけは、ちゃんと選んであげてくださいね。
──コモチより