節約しない方がいい食べ物|コモチがそっと教える“豊かさの選び方”

A soft fantasy illustration of Komochi, a gentle tanuki-eared girl in a kimono-style dress, offering fruit and tea under warm lanterns in a peaceful night market.

こんにちは。案内人のコモチです。今日は少しだけ、食べものの話をさせてくださいね。

物価が上がって、どこを節約しようか迷う日が続きます。
お弁当も安く済ませたいし、なるべくおトクな商品を探すのが習慣になっていたり。

でも、そんななかで私がそっとお伝えしたいのは、
「節約しない方がいい食べ物」が、たしかにあるということです。

それは、ちょっとだけ高いけど、
心や体にとって「安心」や「支え」になってくれるもの。
たとえば、落ち込んでる朝にそっと背中を押してくれるような、そんな味です。

この記事を書いた人
コモチ

コモチ

・のらゲイシャ

・ 暮らしの灯を届ける、“温もりのもてなし人”

・Webメディア運営13年目

・やせの大食い

・満腹でポンポコリンにならないように腹八分目をがんばり中

・麺かため、味ふつう、油すくなめ をよく頼みます

・お酒は弱いけど好きです

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・AIでレビューを事前チェック。おもてなしにも、ひとさじの安心を添えて。

・I am a Japanese creator.

なぜ“節約しすぎると心が荒れる”のか?

節約そのものが悪いわけじゃないんです。
むしろ、無駄を見直すのはとても素敵なことだと思います。

でも、ときどき「削らなくていいところ」まで削ってしまうと、
心がカサカサしてしまうことがある。

食べ物は、ただの栄養じゃありません。
一口で安心したり、ほっとしたり、自分に優しくなれたりもします。

だからこそ、「心を守ってくれる食べもの」だけは、
ほんの少しだけでも、守ってあげてほしいなと思うのです。

コモチ(Komochi)

コモチ(Komochi)

“食費は心の防寒具”──それが、わたしの持論です。

コモチのおすすめ|節約しないでほしい食べものたち

🥚 卵(できればちょっといいやつ)

  • 集中力や記憶を支えてくれる、脳の味方。
  • 迷った朝、たまご焼きひとつで気持ちが整うこともあります。
  • 「たまごは、毎日の“再起動ボタン”みたいなものですよ」

🐟 青魚(サバ・イワシなど)

  • DHAが心の揺れや考えすぎをやさしく包んでくれる。
  • 「言葉にできない気持ちを、魚がそっと受け止めてくれる日があります」

🍚 ごはん(冷凍でも、信頼できるものを)

  • お腹だけでなく、心の“土台”を作ってくれる存在。
  • 「“おかわり”って、実はすごく大事な感覚なんです」

🧂 だし・味噌(発酵系の調味料)

  • 腸内環境と感情を支える、見えないパートナー。
  • 「お味噌汁を飲んでほっとした経験、きっと誰にもあるはずです」

🫖 あたたかい飲み物(できれば一杯分のご褒美)

  • 緊張や疲れの糸をほどいてくれる、心の休憩所。
  • 「飲みものは、お腹じゃなくて気持ちを満たしてくれるものだと思うんです」

🍊 フルーツ(ときどき自分にむけて)

  • ビタミンだけでなく、「甘さ」や「香り」も感情の栄養になります。
  • 「“うれしい味”って、ちゃんと覚えているんです。からだも、心も」

“削らない”という選択は、わたしを守ること

高級なものでなくていい。
でも、「自分の心がよろこぶ食べ方」は、どうか忘れないでいてください。

「これを我慢すれば安くなるな」と思ったとき、
自分にそっと聞いてみてください。

コモチ(Komochi)

コモチ(Komochi)

「これを削って、わたしはちゃんと笑えてる?」

そうやって選んだひと口は、きっと、あなたをちゃんと支えてくれます。

節度と豊かさは、両立できる

節約と節度は、似ているけれど、ちょっとだけ違います。
節度とは、「大切なものを、大切にすること」。

心がほっとする食べ物を、ひとつだけでも“節度の旗”として残しておく。
それが、日々の豊かさにつながるんじゃないかな、と私は思います。

誰かのぶんまで買わなくていい。
でも、自分のぶんだけは、ちゃんと選んであげてくださいね。

──コモチより

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